下腹ぽっこりを解消するピラティスエクササイズ3選
腹筋というと、割れているお腹、いわゆる「シックスパック」を想像しやすいと思いますが、その部位は腹筋の中でも「腹直筋」と言われています。腹筋はその他にも「外腹斜筋」「内腹斜筋」「腹横筋」があり、大きく分けて4つの筋肉で成り立っています。下腹ぽっこりを解消してぺったんこお腹を目指すために特にアプローチしていきたいのは、腹筋の中でも一番深いところに位置している、「腹横筋」です。
腹横筋は、いわゆるインナーマッスルと言われている部位で、体幹部分を支えるコルセットのような役割をしています。姿勢を保ったり、内臓などの臓器を支える役割もしていますので、腹横筋を鍛えると、下に下がった内臓が正しい位置に戻ったり、美しい姿勢になっていく効果もあります。
ピラティスエクササイズでは、胸式呼吸をはじめ、背骨を意識的に動かしたり、安定させたりする動作が多いため、自然と腹横筋を使う機会が多くなります。より高い効果を得るためには呼吸も大事になりますので、ここでは、ピラティスで普段使われている胸式呼吸とあわせて、お家でも実践できるピラティスエクササイズをご紹介していきます。
呼吸には「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2種類があります。通常、人は、肺の下にある横隔膜を上下させることで空気を出入りさせていますが、胸式呼吸では、お腹をしっかりとへこませたまま、肺を横に広げながら呼吸することを意識していきます。
胸式呼吸
人が一生の間にする呼吸は6-7億回と言われています。普段から意識的に胸式呼吸を取り入れて、コツコツ腹横筋を育てていきましょう。
続いて、腹横筋に効果的なピラティスエクササイズ3選をご紹介していきます。
ペルビックカール
シングルレッグリフト
左右がそれぞれ終わったら、右足を持ち上げて吐く息で左足に入れ替えます。8セットほど繰り返しましょう。この時に、骨盤背骨は安定したまま行います。
シングルレッグチェンジ
チェストリフト
今回ご紹介したエクササイズは、WORKOUT COMMUNITYのピラティスのレッスンでも受けられます。正しい体の使い方を覚えることでインナーマッスルを正しく働かせ、ぺったんこなお腹を目指しましょう!